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仏壇工房 伝 | 日記 | 伝物語003‐伝の由来


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伝物語003‐伝の由来 (2013.05.23)

朝の連続テレビ小説〈あまちゃん〉の主人公と違い、「海女さんになりたい!」みたいな意気込みもなく

「やっぱり仏壇つくるだろうな」 くらいの気持ちで 中学生活を勉学にいそしむ事もなく遊びほうけていました。

高校進学にも目標がなく、受験はしましたが結果は言うまでもなく、、、、

父の会社で修業しながら定時制高校に通う日々を送る事になりましたが結果的には良かった気もしています。

お仏壇職人の道に進むのが遅ければ今の自分も無かったかもしれません 

なぜなら昭和60年代はバブルの後期、この頃多くの中間層の職人さん達は高収入を求めて辞めていきました。

また若い人たちにとっては3K(汚い、キツイ、給料安い)みたな言葉が流行になってた時代

とても長く続けていくのが困難な時代でもありました。

正直私と同年代のお仏壇職人には今まで会ったことがないくらいです。

お仏壇職人と言っても色々な種類があります。

唐木仏壇、金仏壇、信徒檀、などが主に代表的な物だと思います。

最近では家具調仏壇などもありますが家具調仏壇に関してはお仏壇の職人の技術が無くても作れる

時代を反映した仏壇かもしれないですね、私の専門は唐木仏壇のジャンルになります。

私が生まれ育った徳島県は唐木仏壇の産地であり、高級唐木仏壇のブランドとして全国に配給していました。

父の工場だけではなく、周りの環境なども含め今では天職だったんだなと思っています。

話が少しそれてしまいましたが、初めて工場で働きだした頃は、「一日ってこんなに長いんだ」

と思ったのが率直な感想ですね、朝8時から夕方5時まで入社当初は「前取り」と言う作業ばかりしていました。

来る日も、来る日も機械から出てくるカットもしくは削られた木材を台車にひたすら積み上げる

「お前がじっとしてたら死でしまうかも」と言われるくらい一所に落ち着けない性分だったので

当時の私にしてみれば苦痛、拷問、いやがらせ、くらいに感じていました。

今にして思えばこの何でもない作業でも、多くを学べるチャンスだったんだなと思います。

仕事だけではなく、勉学でも、スポーツでも「気づく」、「気が付く」と言う事を常に意識するようになりました。

この後ある職人さんとの出会いが私の職人としての転機

漠然としてではなく本気で進むきっかけになっていくことになります。




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